「パパとも情報」問題と、ベビーカー

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世の中には「自称・イクメン」があふれていて、ここらへんが連携し出すと余計ややこしい。
ちびたろうの父親も「パパとも」がいるんですが、最近はSNSでみなさんの行動が逐一わかるじゃないですか。主体性のないイクメンはそこから得た情報を、すーぐ取り入れようとする。すーぐ真似しようとする。

そりゃあ、知ってよかった!ってこともありますよ。でも、それぞれ家族構成、住む場所、子どもの性格…条件が違う。そうなると、適している情報も違う。それなのに、私がいろいろ吟味した意見より、赤の他人の決定をそのまま採用しようとするんだからほんとやめてほしい。

一番最初はベビーカーでした。
彼の両親がプレゼントしてくれることになっていた、というのも私が強く意見をだせなかった理由の一つです。自分のお金だったら、もっと粘れたなあと。

「パパとも」のご家庭は、揃って三輪のものを使っているのだそう。
いわく、走行性がすごく良いのだとか。子どもが重くなって、カーブ曲がりきれなかったり、ちょっとした段差でひっかかったりしたらストレスがかかるでしょ…とのこと。
そうかもね。ただ、出産前にいくら言われてもわかんない。ので、「生まれてからでも間に合うよ」とご提案しました。

が、日々流れるタイムラインを見ては、あーだのこーだのと言う。もう、子どもや私のためでなく、自分のものとしてほしくなっているんですね。で、見に行きたいという。勝手に購入されても困るので、臨月の身体で行きました。本店は代々木公園のそばにありました。芸能人やオシャレさんがいらっしゃる、子連れに人気のカフェがそばにあります。

私にとって、一番の懸念は「重さ」でした。確かに安定するんです。でもこれは、重いことによるものでもあるんです。とにかく9.5キロもある。いやいや、これ、持ち上げるって無理でしょ?
あと、すんごくたたみにくい。ロックを外して、両手でうんしょ、と。片手でどうこうっていうベビーカーあるのにですよ。
確かに動きはいいし、格好いい。でもこの重さとたたみにくさがどう影響するのか。私はやっぱり保留にしたかった。でも帰ってからも、「買っていい?」と繰り返し、私をうんざりさせ、ついに買ってしまいました。義父母のお金だし、彼の自由にさせてやろうと。

結果的に、走行性はすごく良かったです。夕食の買い出しなどの際は今も使っていますが、10キロ超のちびたろうが乗り、下部に大きなペットボトルを入れても全然楽。でこぼこ道の散歩コースを行くときも、ちびたろうの手をひきつつ、片手でベビーカーを扱うのも楽です。
ただ、使う機会は減ったと思います。電車に乗る際は、夫が一緒か空いてる時間のみベビーカー。ちびたろうはちびなので(!)抱っこひもでも大丈夫だったのが幸いです。

では、「パパとも」達がなぜこのメーカーのものを愛用しているか。考えたら、生活スタイルが違うからなんです。主な使用者であろう奥さんは専業主夫で電車も空いた時間に乗れるし、そのそも車生活だったりするんです。なにしろ弁護士だったり、医者だったり、パイロットだったりしちゃうから。あまり使わないせいか不満はそれほどないけど、この購入までの経緯を思い出すとまだイライラするわ。
そういう人に憧れて、持ち物をまねしても、全然追いつかないよとわかってほしい。

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