★新宿からのリムジン、ご機嫌はぎりぎり
沖縄まで、2時間40分の空の旅。最近のちびたろうの、「身動きとれない時間」のリミットは1時間強。電車なら、乗り換えが少なければ少ないほど危険度が高くなります。逆に、10分ごとに三回乗り換えなんかは得意。大人はへとへとですが。要するに、飛行機は大きな試練です。
一番はやはり、寝ていただくこと。
通常のお昼寝時間は12時前後から最大2時間。安さを狙ったフライトを選択した結果、行きも帰りもちょうどこの時間に重なりました。まあ、半端な時間だから、人気ないんでしょうね。
さらに万全を期すため、搭乗より早く空港に行き、ちびたろうさんに疲れていただくことにしました。到着目標は2時間前に設定です。
既に細かいことは曖昧ですが、参考までにメモ。
空港へは新宿からバスを使いました。バスタ到着は8時頃だったと思います。ちなみに行きは平日。そこから最短でとれたバスが、8時半でした。
飛行機に乗り慣れている旦那のアドバイスに従い、そのまま乗り場の列へ。係の人がすぐ近づいてきてくれて、聞くと、予約した便より前の便のキャンセル待ちで乗れるだろうとのこと。予約しても乗らない人がいて、空いた席をこうやって埋めて、ちょっとずつ前倒しになるみたい。結局、10分くらいと待ち時間少なくのれました。
所要時間は、時間帯によって異なり、だいたいこの時間帯は45分かな、との見込み(私の)。しかし、新宿エリアを出るまではなかなかの混雑。これで20分ほどかかったと思います。けっこうイライラしたわ。でも高速乗ってからは早い。トータル約50分程度だったと思います。
バスの中でのちびたろう。乗ってすぐは新鮮で、どんなグッズも使わず楽しく過ごす。しかし15分ほどで動きが激しくなり、ジュースを投入。高速に乗ってからは、そばを走る車の色を次々言ったり、トンネルを怖がったりして、わりと気が紛れたようです。その後はスムーズでした。
★国内線と国際線を行ったりきたり
国内線で搭乗手続きを済ませた後、まずは展望デッキへ。飛行機がよく見えて、ちびたろうは喜んでました。でもきゃーきゃーとかでなく、じーっと見つめる。そして、離れない。喜んでもらえて何より。1カ月以上前から、「飛行機乗るよ、飛行機見れるよ」と話していたからね。
今回は第2ターミナルだったんですが、以前行った第1のほうが開放感がありました。まずデッキに行き、その後階段でより開けた場所に行ける。スペースも広かった。
とはいえ、この日の第1ターミナルもなかなか。なにしろ全然人がいない。カフェスペースも先客は一人だけで、ソファ席を夫と二人で陣取り、ちびたろうがデッキを走り回るのを見ていました。すいてるから見失う心配も、騒いで迷惑をかける心配もいらず、のんびり。
ここでしばらく過ごした後、今度は国際線ターミナルへ。連絡バスは四分間隔(確か)で運航していますが、その全てが国際線へ向かうわけではありません。そして乗車時間も、勝手に2分くらいのイメージでいましたが、10分くらいあったんじゃないかしら(これは超テキトーーです)。
目的地は、飛行機のシミュレーター。有料です。混むらしいですが、この日はがらがら。
ちびたろうは、有料で運転する必要はなかったみたい。まだ早かった。
次は、このすぐそばにある博品館。ミニカーのサーキット場(?)のような場所で、デモ走行してるのを見て、小さなトーマスを購入。1000円しないくらいのもの。一応、自宅で遊んでいるパーシーも持って行きましたが、新しいおもちゃのパワーはすごいです。機内も、その後の車のなかでも、威力を発揮。第2ターミナルでもトーマスのがちゃがちゃがあったので、それを買ってあげてもおもしろかったかも。好きじゃないキャラも、手に入れて愛着がわくのがおもしろいですよね。
そうこうしているうちに、搭乗の約40分前に。1時間前にはターミナルに戻り、飛行機を眺められるレストランで食事を…と考えてたのですが、オーバーです。
大人は弁当を購入、ちびたろうにジュースを購入し、機上の人となり。
★離陸時間のトラップ
搭乗直前に、係の人に聞いたところ、抱っこひものままでも大丈夫とのこと。ちびたろうは抱っこひもだとよく寝るのでちょっと考えましたが、もう落ちそうだったのでヒモなし抱っこ。これ、ちょっと失敗でした。
平日ではあるものの、この日の空港は混雑気味。遅れも当初から予定されていました。長かったのが、離陸まで。30分くらいあったと思う。これふつう?結局到着も、この離陸の分だと思うけど20分以上は遅れた。
ちびたろう、飽きるよりも、前の座席をキック!キック!されるのに本当に困りました。早めにシールブックを投入するも、足も動く。仕方ないのでより麻薬性(!)の高いDVD投入。とはいえ、テーブルも出せず、親の手がやばくなりかけどうなる…というところでようやく離陸。そのとたん、眠りに落ちました。
結局、昼寝時間は1時間半ほど。起きてからは、おかしやシールブックでなんとかなりました。親のストレスも最小限に抑えられました。
寝てくれてこれだから、寝ない時間だったらどうだったんだろうと考えると冷や汗です。無理しないで良かった。