どんどんおしゃべりが上手になるちびたろう。
最近、「まめ(ダメ)って言わない?」と、よく言います。
私が「これをここにいれておいて」とお願いした時、ちびたろうは「いーれーてー」と。だから私は「いーいーよー」。で、上記のセリフです。だからもう一度、「いーいーよー」と私は言う。
特に気にしていなかったのですが、ある日、保育園で気づきました。
ちびたろうが部屋にかけていき、私はいろいろな準備。お友達の輪に近づいたのが見えます。ふと、「いーれーてー」とちびたろう。女の子のおままごとの輪です。すると、「だーめーよー」と。
目を上げると、エプロンをした女の子達が、おままごと道具を手にしています。いろいろ動き回る男の子に邪魔されると思ったかもしれないし、単に、いまは集中していただけかも。いずれにしろ、2歳児の「だーめーよー」は深い考えなしに発せられているように見えました。
ちょっと固まっていたちびたろうですが、私と目が合ってしまい、私が笑うと「びえー」と駆け寄ってきました。ちびたろうには珍しい光景です。保育園でお友達と遊ぶのが大好きで、帰ろうと言っても母親を無視するくらいですから。
で、「だいじょうぶだよ、ちょっと待っててねーってことだよ」「少しそばで待っててみたら?」「ゆっくりよー」と説明。わかったのか、すぐに戻っていきました。
しばらく女の子達の様子をみるちびたろう。一人が席をたったところに素早く入り込み、「まんま、おいしいね!」みたいな動きで、なにやら気を遣っている様子(笑)。こうして、うまく遊びのなかに入っていきました。
「だめ」の意味がわかるようになったから、傷つく。一緒に遊びたいと強く思うから、断られると寂しい。
「ダメっていわない?」のセリフに大きな成長を見つけました。